中国伝統医術のひとつ「刮痧」(グアシャ・かっさ)
「刮グア」とは擦る動作
「痧シャ」とは皮膚表面に現れる赤点のことです。
ヘラを使って体をこすり、気血の流れを整え、瘀血(オケツ)という毒素を含んだ汚れた血を排出させる療法です。中国では痛みに即効性があるので、針を使わない鍼灸ともいわれています。 瘀血(オケツ)を出すことによって痛みを和らげ、自然治癒力を高め未病を防ぎます。さらに漢方アロマオイルを組み合わせ、内部からの体質改善を行っています。
瘀血(オケツ)と痧(シャ)
瘀血(オケツ)は
痛み、冷え、むくみ、腫瘍のもとです。
身体に不調がでると、老廃物の排出が正常にされにくくなり、体内に毒素として蓄積され、血栓のようなものになっていきます。頭痛、肩こり、便秘、不眠、生理痛、イライラなどの未病が発生しやすくなり、免疫の異常をきたします。血行障害を引き起こしているので、そこをヘラでこすることにより、不要な血が体表に引き上げられ、痧(シャ)となって現れます。目で見て自分の体調を意識できるのが良いところです。
※痧(シャ)は1週間ほどで消えます。早い方は2、3日ほどです。ケガではないので完全にきれいに消えます。